カナー症候群(低機能自閉症)

カナー症候群(低機能自閉症)

カナー症候群(低機能自閉症)

自閉症:カナー症候群とは

低機能自閉症とも呼ばれるカナー症候群の特徴は、IQが低く知的障害を伴うタイプの自閉症です。一般的に従来まで言われていた自閉症がこのカナー症候群と言うものです。

 

IQが低いこともあり、コミュニケーション能力や社会性には多くの問題を抱えます。

 

また、暴力的になるいことや噛みつくことがあることで、幼少期は特に集団生活では見守りが必要になります。カナー症候群のおよそ3割の人は、重度障害者であるという認定を受けているのが現状であり、身体障害やその他の発達障害、精神障害も合併することも少なくありません。

 

また、中軽度の自閉症と比べても落ち着きがなく、こだわりも強く、多食べ物の好き嫌いも激しいため、接し方が難しいと悩む保護者も少なくありません。

 

低機能自閉症と高機能自閉症

低機能自閉症と呼ばれるカナー症候群と高機能自閉症の境界は、IQにあります。低機能自閉症のIQは70以下であり、高機能自閉症はIQ85以上であり、その間がボーダーラインとされています。

 

自閉度が高くIQが低い障害がカナーであり、自閉度が高くてもIQが高い障害は高機能自閉症やアスペルガー障害と分類されるのです。一概にそれだけでは決められませんが、自閉症スペクトラムは境界が曖昧であり診断が難しいのです。

 

カナー症候群(低機能自閉症)と呼ばれている人は、その症状に攻撃性がありますが、小児期だけに限定される場合も少なくありません。攻撃的な一面も、自閉傾向が強いことも、育て方やその環境が影響しているのではなく、生まれながらに持っている障害であり療育者に問題があるなんてことはありません。自閉症と言っても、知能レベルや自閉傾向の強さで、症状や社会的障壁は異なります。

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