自閉症と構造化

自閉症と構造化

自閉症と構造化

構造化とは何か?

自閉症の方々は、今何をするべき状況にあるのか、次に何をすれば良いのか、何のために、ここにいるのか等がわからなくなることがしばしばあります。手順を踏んだり、周囲の状況を理解したり、自分の振る舞いを考えるということができません。そのような状況に対して自閉症の方でもわかりやすく、納得できるように区切りをつけることをします。

 

自閉症の方が苦手な面で困惑しないで行動できるように働きかけることを構造化と言い、自閉症の支援では用いられている方法です。具体的に構造化とはどのようなものか以下で紹介していきたいと思います。

 

自閉症の構造化による支援

場所を仕切る

自閉症の方は、1つの空間に居ても落ち着かず周囲の物や人に興味や関心を持つことがあります。また、空間の中で自分がどういうことをしたら良いのかわからないことや、どういう過ごし方をしたら良いのかわからないということがあります。

 

そのような場合、空間を仕切り、個人の空間を作ることで周囲の状況に惑わされず、落ち着くことができます。例えば、面接をしたいときには、注意を散漫させるような人の出入りがあるような場所を避けることや、物音や光を遮断する、人の気配をなくすことなども状況によっては必要になることがあります。

時間の区切

何をいつまでしたら良いのかわからないから、イライラすることや集中力が切れてしまうことも少なくありません。そのような場合、時間を決めて行うことや、回数を決めて行うことで、いつ終わるのか、あとどのくらいしたら良いのかというルールを作ることで、安心して作業や事柄に取り組むことができます。

集団の中の個人

自閉症の方にとって、集団行動が苦手です。しかし、集団の中でも個人を尊重することが大切であり、状況によっては、支援者と1対1の関係を築きながら集団に馴れることも1つの手段です。

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