自閉症と睡眠障害

自閉症と睡眠障害

自閉症と睡眠障害

自閉症と併発する睡眠障害

自閉症の方のおよそ8割の方は睡眠障害を発症していると言われています。夜、なかなか寝付けなかったり、興奮したり、動き回ったりすることがあります。それを、自閉症の症状だと諦めておられる方も少なくありませんが、これは自閉症の症状ではなく併発している睡眠障害によるものだということが多々あります。

 

子供が睡眠障害になると、それを見守るご両親や家族の方までもが睡眠障害を発症してしまうという深刻な状況になるケースもあります。睡眠障害を治療しないと本人も家族もイライラしてしまったり、メリハリのない生活が続いてしまったり、また、睡眠障害はうつ病を発症してしまうケースも少なくなく悪循環に回ってしまいます。そのため、早期の発見と治療が必要です。

 

自閉症に多い睡眠障害は不眠症だと言われており、寝つきが悪かったり、早朝覚醒したり、夜中に目が覚めてしまうという症状があります。治療方法は、一般的に服薬と外来治療によるものがほとんどであり、自閉症の療育と並行して行っていくことが必要になります。

 

睡眠障害に用いられる薬

自閉症に多い不眠症に多く用いられる薬にはメラトニンというものがあります。このメラトニンが不足すると不眠症になりやすいことがわかっており、この薬を用いることで症状が安定することが報告されています。

 

睡眠薬というと、「強い」「怖い」「量を増やす」等のマイナスイメージを強く抱く方も少なくありませんが、現在用いられている薬は、安全性が認められているものであり、それほど心配されるものではありません。

 

また、自閉症の睡眠障害には服薬療法はもちろんですが、寝室の環境を「眠れる環境」にすることが大切です。寝室には、子供の気になるものや刺激を与えるものを置かないということは最も大切なことです。

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