自閉症 奇声 対応

自閉症と奇声

自閉症と奇声

自閉症の症状としての奇声

自閉症の人の中には奇声を上げる方もおられます。乳幼児期だけでなく、重度の自閉症になると成人していてもそのような症状がでることもあります。乳幼児期に言葉の発達が遅く、奇声をあげることで自閉症が疑われることもありますが、何故このように奇声を発するのか理解することが大切です。

 

その原因として、自閉症の特徴としてあげられる、過敏な感覚が原因で不快な想いをした時に奇声をあげることもあります。また、それだけではなく、自閉症を抱える人の7割が知的障害を抱えていることと、言語の発達が遅れている事で相手と意思の疎通ができなかったり、自分の意思が伝わらなかったりすることで奇声をあげることもあります。

 

奇声をあげることで、周囲の人の迷惑になることや養育者自身が不快に感じてしまうこともあります。実際に子供の奇声で滅入ってしまう母親も少なくなく、家族に対してのケアも必要になってきます。

 

奇声への対処方法

自閉症の子供の奇声が気になる人は少なくないと思いますが、言語療法や精神療法を繰り返すことで症状を軽減することができると言われています。

 

言葉によるコミュニケーションがうまくいかないことでストレスを感じている子供であれば、絵カードを使い自分の気持ちや、やりたいことを伝えることで奇声をあげる頻度が減ったという事例もあり、自己表現の1つとしての奇声だとしたら、感情を表出させることが大切です。

 

また、聴覚や触覚、視覚が過敏であり、何か不快な原因がある場合は、それを除去することも対処方法としては良いと思います。

 

赤ちゃんの泣き声や食器の重ねる音が苦手な子や窓を開ける時の音に反応する子共もおられるようで、周囲の人にとっては何気ないことですが、過敏な感覚を持つ自閉症の方々にとっては深刻な問題です。そのため、どの場面で奇声をあげるのかを観察することで、対処できることが増えていくかと思います。

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