自閉症 診断 検査

自閉症の診断方法

自閉症の診断方法

自閉症の診断基準

自閉症の診断は、主にアメリカ精神医学会のDSM−IV若しくは世界保健機構によるICD−10が使われます。この2つの診断基準では診断名が異なり、DSM−IVでは自閉性障害、アスペルガー障害、分類されない広汎性発達障害等と分類されますが、ICD−10では小児自閉症、アスペルガー障害、非定型自閉症の3つに分類されます。その、どちらにも高機能自閉症という名の診断はありません。

 

自閉症の診断はIQもその診断を満たすのに必要な診断基準ですが、それは、テストを受けられる年齢が制限されるので、これだけでは診断の基準になりません。また、IQが低くても自閉症以外の他の疾患や障害の可能性も否定できないため、自閉症の診断は慎重に様々な検査技法が使われています。

 

自閉症の検査

自閉症を診断するための3つの基準(言葉の発達の遅れ、人間関係や社会への適応能力の乏しさ、特定のものへの固執)を図る為の検査が行われます。数ある検査の中から、受ける検査は、必要に応じて異なることと、医師の判断によっても異なります。

 

主な検査は、以下のようになります。

 

発達の検査では、遠城寺式乳幼児分析的発達検査や津守式乳幼児精神発達診断法が使われており、運動・社会性・言語能力を分析し、日常生活を観察することでその子の発達状況を細かく診断します。また、新生児期の検査や、子供とのコミュニケーションを図りながら行う言語の検査、絵画による検査技法もあります。それだけではなく、脳科学的な視点からMRIを持ちいって検査をする医師も少なくないようです。

 

検査は、できるだけ子供に配慮した形で行われますが、環境になれないとパニックを起こしてしまうこともあり、検査を行う前に場所に慣れることから始める必要があります。保護者の協力のもと、安全に正確な診断ができるような働きかけが大切です。

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