自閉症と知的障害の違い

自閉症と知的障害の違い

自閉症と知的障害の違い

知的障害を伴う自閉症

自閉症で伴う知的障害は軽度、中度、重度、最重度があります。軽度であれば、自立した社会生活を営むことができることもありますが、最重度になるとほとんど、介助なしには生活できません。

 

知的障害の程度は、WHO(世界保健機構)によって定められたICD−10により分類されています。ICD−10で定められている軽度の程度は、知能指数が50〜69であり、食事や排せつは自立しており、成人でも、小学校高学年の知能レベルだと言われています。

 

知的障害の中度の程度は、知能指数35〜49であり、言語的コミュニケーションに支障をきたすことが多く、単純作業はできるものの集団行動には支援が必要とされています。また、身の回りのことはある程度できるものの完璧にはできないケースがほとんどです。

 

重度になると、知能指数が20〜34であり、言語能力や運動能力に著しい遅れを伴います。言語的コミュニケーションは簡単な質問は答えられても、自らの意思を伝えることや、表現、説明することはほとんどできません。生活の中の多くに介助が必要になります。

 

知的障害の最重度になると、知能指数が20未満と極めて低く、言語的コミュニケーションはほとんどできず、大声で叫ぶことや奇声をあげることでしか表現できないケースも多くあります。

 

自閉症と知的障害の違い

自閉症と知的障害をイコールで考える人も少なくありませんが、自閉症だから知的障害者であるとは限りません。社会生活で何らかの支障をきたすケースも少なくなく、知的障害を伴うことも少なくありませんが、知的障害と自閉症は違うものであり、切り離して考えても良いのではないかと思います。

 

社会的な弱者であることは否定することはできませんが、対人関係が苦手でこだわりが強いという面はありますが、知的障害とはまた少し違ってくるものです。

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