自閉症 原因 遺伝

自閉症の原因

自閉症の原因

自閉症の明確な原因は解明されていませんが、先天性の脳機能障害の1つであるという考えが強まっているのは確かです。国内でも米国においても様々な研究で自閉症は遺伝子の構造の関係で生じる障害であるという研究結果が発表されています。

 

米国の研究データから

米国から興味深い統計が発表されているのをご存じでしょうか。

 

自閉症の子供の数は一昔前にはこんなにも多くなかったと言われるように、近年急激に増えています。その背景にあるのは「晩婚化」という社会現象も大きく関与しているのではないかと考えられています。その統計によると、20代の女性に比べると、40代以上の女性は自閉症の子供が生まれる確率が2倍以上高まるという結果が出ています。

 

それと同時に40代以上の男性の子供は、30歳未満の男性の子供よりも、自閉症の確立が6倍となっています。また、40代以上と30代以上の男性と比べても、前者は1.5倍高いというデータが出ており、出産年齢が高齢になるに連れて子供が自閉症を抱えるリスクが懸念されています。これが、絶対的な原因と言うには不十分ですが、原因の1つになる要因であることはほとんど間違いないでしょう。

 

差別的な母原病説

これまで、自閉症の原因はさまざまなことが言われてきましたが、先天性の病気であることは間違いないようです。しかしながら、「母親の育て方が悪いから自閉症になった」、「テレビを観せすぎ」、「愛情不足」等というあやまった情報により、多くの母親が差別的に扱われ、社会から排除されるような形になっており、問題ともなっていました。

 

自閉症が先天性の病気だということがわかり、このような差別的見解は減ってきたのですが、今後、自閉症を抱える子供とその家族が社会から排除されることなく暮らせる環境作りが課題となっています。

 

自閉症と差別の問題

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