多動性障害の自閉症を乗り越えて

多動性障害の自閉症を乗り越えて

多動性障害の自閉症を乗り越えて

プロフィール: C.Kさん、10代男性、学生、治療期間10年

 

私の甥っ子が自閉症でした。その中でも、多動性障害にあたるらしく、幼稚園から小学校に上がる時点で、その疑いを幼稚園の先生から指摘されて気が付きました。幼稚園では常に動き回り、周りのお友達が静かに椅子に座っているのに、一人その輪の周りをグルグル回っていたりするのだそうです。クラスで一人だけだったので、先生は常にその子に付きっきりの状態になり、他の保護者の方から苦情が来ていたということも後から知った事実です。

 

ですから、小学校ではひまわり学級という、障害のある子たちが授業を受けるクラスに所属しており、調子の良い日は時々普通の学級に戻るという生活をしていました。比較的、障害を持つ子たちに優しい学校だったので、甥っ子に会いにクラスのお友達がひまわり学級にきてくれたりもしていたそうです。

 

今では中学生になる甥っ子は、まだ少し多動の気がありますが、普通クラスで、しかも運動部に所属し、いじめなどに遭うこともなく幸せに暮らしています。今後も様子を見ながら普通の生活と、半々のところでやっていき、就職の段階では学校とよく話し合って受け入れてくれるところを探そうと親は考えているようです。

 

甥っ子の場合、周りの友人にも恵まれて、常に助けてくれる人が周りにいる状況です。みんなが自閉症の甥っ子を特別扱いすることなく、普通に接してくれ、困ったときには迷惑がることなく助けてくれるので、本当に幸せ者だと思います。

 

自閉症は、本人も苦しいかもしれませんが、その家族の方も同様に苦しみます。どうして他の子供を同じように出来ないのか、毎日不安に駆られることでしょう。けれど、私が甥っ子と接して感じたことは、本人はとても明るいのです。天真爛漫な笑顔を常に向けてくれる、そしてとても前向きな考え方をしています。なので、出来るだけくよくよせずに、周りの助けを有難く借りて、共に生きていきましょう。

スポンサーリンク