自閉症と指差し

自閉症と指差し

自閉症と指差し

「おもちゃを取って」と小さい子どもは、おもちゃ箱の方向に指をさす仕ぐさをしますよね。

 

自閉症の子どももモノを取ってほしい時は一般の子どもと同じ指差しをします。

 

しかし、その指差しが自閉症の疑いに気づきやすい動作でもあるのです。

 

自閉症の子どもの指差し

自閉症の子どもは自分から指差しを行いません。
家族や周囲の人の手を使ってモノを指す行為をするのです。

 

その行為のことを「クレーン現象」と呼ばれ、言葉がまだうまく喋れない子どもに見られる行為とされています。

 

自閉症の子どもが行うクレーン現象は、相手の目を見ないで人の手を「道具」のように扱っているという感じがするようで、家族もこの行為に違和感を覚えるそうです。

 

一般の子どもなら「グイグイ」と家族が気づくようにサインを送りますが、自閉症の子どもはそのようなサインをすることなく、「スゥー」と当たり前のような動作が見受けられるとのこと。

 

決して、おかしい行為ではなく自閉症の子どもができるコミュニケーションの1つであることを理解する必要があります。

 

クレーン現象だけで判断すると危険

クレーン現象の動作をする頻度が高いからと自閉症と判断するするのは危険であることを記しておきたいと思います。

 

クレーン現象は一般の子どもでも行う動作であり、言葉を覚えるうちにやらなくなります。

 

言葉を覚えるまでの意思表示だということを覚えておくと良いでしょう。

 

ウサギのイラストを見せて「ウサギはどれ?」と問いにウサギのイラストに指をささないことが目立ってきて専門医に相談したところ、自閉症と診断されたという事例もあるほど。

 

クレーン現象とプラスα常同行動が肉眼でも分かる時こそ、専門医に相談する必要があるかもしれません。

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