自閉症の体験談

規則正しい生活を送る自閉症の義弟

規則正しい生活を送る自閉症の義弟

プロフィール: M・Tさん、30代女性、飲食店運営

 

私の主人には歳が10歳が離れた弟がいます。弟は、生まれながらにして自閉症でした。

 

主人とお付き合いをしている時から、ご両親のご厚意で週末はご自宅での食事に招いていただいており、義弟には面識がありました。義弟は食事の席に一緒につくことはありませんでしたが。自閉症の方と交流する機会の無かった私ですが、印象はとても恥ずかしがり屋、アニメ映画のワンシーンのセリフを鮮明に話し、その記憶力には驚かされましたが、会話は成り立たない事が多いという感じでした。

 

ご両親の話では、彼の日常には全てタイムスケジュールが組まれているとの事。イレギュラーな予定を入れてはいけないそうで、彼が学校に行っている間以外は自由な時間が取れないのが不便だと話していました。あと家にお客様を泊めるのはダメなのだそうです。家に住んでいるのは家族だけでなくてはいけないという状況でした。

 

それは義弟が26歳になった今もきちんと守られているそうです。今は自閉症の子たちの通う特別校に週に4日間通っています。学校では職業訓練的な事をしたり、歌を歌ったり、楽器を弾いたりと、とても楽しんでいるそうです。お休みの日は、朝ごはんの後は10時から1時間半のお散歩に行くそうです。お昼ご飯は、食べに行く場所が決まっているとのこと。

 

10年前と比べると、少しづつですが心が成長していると義母は話していました。私自身も、義弟は以前より私の目を見て話してくれているなと感じました。成長に連れ、本人の意思で改善していっているようです。

 

義理の両親の家には良く子供を連れて遊びに行きますが、子供も義弟に懐いています。義弟と日々同じルーティーンで過ごしている義父と義母はとても健康的で、このままこんな日々が続けばいいなと願っています。

 

とても恥ずかしがり屋で、心を開く事を怖がりがちな義弟でしたが、歳を重ねるに連れ、心の変化に戸惑いながらも成長していきました。学校をでたら、特別校が紹介する職場に通う事になるそうです。ケアは必要ですが、さらなる成長を重ねて頑張っていけると思っています。

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