自閉症と犯罪

自閉症と犯罪

自閉症と犯罪

自閉症の人は犯罪者になる確立が高い?

近年、自閉症を含め、発達障害児の少年犯罪が取り上げられるニュースが後をたちません。自閉症やアスペルガー症候群をはじめとする発達障害者は、犯罪者になる確率が高いという心配を抱いていなければならないのでしょか?

 

筆者は、大学で精神保健福祉学を学んできましたが、障害者を擁護しなければならない立場と個人的な視点からは、YESともNOとも言い難いのが本当のところです。自閉症だからとか、精神障害者あるいは知的障害者だからと差別的にみることは間違っていると思う反面、万が一犯罪を犯した時には、自閉症だから、知的障害者だから免れてしまうことも事実です。

 

自閉症の人にみられる犯罪

自閉症の人だからという限定はできませんが、自閉症の人は特定の物への固執が強いことでも知られており、特定の人へのストーカー行為や過度な収集癖からの万引きというような行為は耳にしたことがあります。

 

また、犯罪者の中には、精神状態が悪かったということで、刑を免れた人もいます。殺人、放火、性犯罪、強盗、窃盗などさまざまなものがありますが、健常者と違うことは、同じ犯罪を犯しても刑が軽くなるということです。それが、社会的な偏見を大きくしてしまうのではないかと思います。

 

健常者と精神障害や知的障害を持つ人たちの犯罪率の正確な情報はありませんが、犯罪率そのものはそれほど高くないものの、裁量が軽くなる傾向があるので、被害を受けた人の立場から考えると納得できないのは当然のことだと思います。

 

障害者を受け入れる社会の実現を目指している反面、万が一の責任能力がないことで新たな偏見や差別を生むきっかけになっていることも懸念されます。

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