自閉症とクレーン現象

自閉症とクレーン現象

自閉症とクレーン現象

自閉症の子供のクレーン現象とは?

自閉症児と健常児とでは、発達の段階で違うことがいくつかあげられます。クレーン現象も、その1つであり、自閉症の子供に多くみられる動作です。クレーン現象とは、自閉症児が意思表示する時に使う動作の1つです。

 

例えば、高い所にあるおもちゃを取ってほしい時に、「おもちゃを取って欲しい」ということを言葉で伝えるのではなく、お母さんの手を掴んで、取らせようとしたり、テレビを観たいという意思を伝えるためには、お母さんの手を握り、リモコンを取らせようとする動作をクレーン現象と言います。

 

UFOキャッチャーをイメージすると分かりやすいと思いますが、自閉症の子供のクレーン現象は、人の手を、クレーンのように扱う動作を言います。

 

クレーン現象がおこる理由

自閉症の診断は難しいもので、赤ちゃんの段階でわかることは極めて少数です。また、言葉の発達が未熟な赤ちゃんにも、クレーン現象はみられることもあり、クレーン現象をする子供が必ずしも自閉症だということではありません。

 

しかし、自閉症の特徴の1つに「言葉の発達」があります。言葉の発達が未熟な子供や、言葉が出ない子供が自己主張をする方法として、クレーン現象が用いられているといこともそれが起こる理由の1つだとも言われています。

 

クレーン現象も考え方としてはプラス

自閉症の子供のクレーン現象をマイナス的なイメージに考えられることはしばしばありますが、考え方によっては「強み」とも言えます。それは、自己主張ができるということです。相手に伝えたいことを行動として表すことができるということは、コミュニケーションを図ることもできるという面ではプラスと捉えることもできます。

 

クレーン現象をするから、自閉症とは断言できませんが、クレーン現象のない自閉症の子供もいるので、不安な点は医師や地域の子育て支援、保健センターに相談してみると良いかもしれません。

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