自閉症とうつ病

自閉症とうつ病

自閉症とうつ病

自閉症とうつ病の合併

自閉症とうつ病とは関係ないように見えますが、自閉症の方がうつ病になる可能性は高い傾向があります。自閉症とうつ病の症状は違いますが、併発したら生命を脅かすことが懸念されます。

 

うつ病は誰が発症しても悪化してしまうと危険な病気ですが、自閉症の場合、自分自身も周囲の人も「自閉症」という障害の症状だと勘違いしてしまい、初期の症状を見逃してしまうことも少なくありません。うつ病は、初期に治療することによって再発率を低下させることができ、また予後も良好だと言われています。

 

しかし、難しいのが、うつ病を発症しているのか、自閉症の症状なのか、それとも双極性障害なのかを判断することです。最近ではうつ病もこれまでの従来型だけではなく、非定型のものもあるので診断が容易にできないという点も問題です。

 

自閉症とうつ病への対応

自閉症の方がうつ病を発症した場合、自傷行為や他害行為の心配がより高まってしまいます。特に、自閉症の方の中には常に不安を抱えている「不安障害」の方もおられるので感情の変化には気をつける必要があります。

 

また、家族や周囲の人間が何気なく話している1つ1つが不安の要因に繋がることも考えられるので、本人の気に障ることや不安を煽るような会話は控える必要があります。

 

また、自閉症でも知能がしっかりしている方は、周囲の人の自分自身を比較して劣等感を抱く可能性もあるので気持ちに寄り添いサポートすることが必要になります。

 

うつ病を発症している時に無理に、自閉症の訓練や療育を受けることなどは行わない方が良いことも少なくありません。心身が疲れている状態で訓練を行っても身に入らないどころか、うつ病の症状を悪化させてしまうリスクを高めてしまいます。そのため、休養を優先しうつの症状への働きかけが必要です。

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